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豊かな表現力を身に付ける「間違い探しあそび」の手順とは?【七田式親子あそび】

同じように見える2枚の絵を見比べて「間違い」を探すあそびは、3歳を過ぎた頃からできるようになります。一見、可愛いイラストで気軽にできそうな間違い探しですが、子どもが全ての間違いを見つけるのはかなり困難です。そのような場合は「間違い探しあそび」に向けて、1つずつ段階を踏んでから挑戦させてみましょう。

子どもが物事を理解していくには、いくつかの段階を踏まなければなりません。たとえば、小さな子どもに絵本やカードで「これが犬だよ」と教え、わかるようになっても、散歩の途中で会った犬が、絵本やカードの中にいた犬と同じであることはわかっていません。「ほら犬が来るよ、かわいいね~」といったお母さんからの働きかけ、言葉がけがあって初めて、実物の「犬」を認識するのです。

そして、同じものだという認識ができるようになれば、次は、同じではない、つまり「違う」ことを認識する段階に進みます。たとえば、犬とネコのカードを並べて、犬のカードを見せながら、「これと同じものはどれ?」と聞くと、子どもは犬のカードを選ぶことができます。しかし、「これと違うものはどれ?」という問いかけに変わると、とたんに迷い始めます。

子どもにとって、「違うもの=ネコ」のカードはなかなか選べないのです。「同じではない」ということが、「違う」ということだと教えて繰り返しあそんでいくと、犬とネコの違い、犬でも犬種の違いがわかるようになってきます。

ここまでできるようになれば、最終段階の「組み合わせ」に取り組んでみましょう。組み合わせでは、「丸くて青いのはこれ」「四角くて赤いのは、こっち」といったように、「色」と「形」という2つの因子を組み合わせて理解していきます。慣れてくれば、この因子は3つ、4つと増やしていきます。こうした段階を踏んで、総合力がついたところで取り組むのが「間違い探しあそび」です。

間違い探しは、集中力や根気、識別力を養うことが可能です。特に、間違いを見つけたときに「どこが、どのように違うのか」を説明することは、表現力を高めることにつながるのです。その時に大切なのは、子どもが「ここ!」と間違いの箇所を指差して答えた後の、こちらからの働きかけです。

「この絵とこの絵は、どこが違うかな?」
「あっ!ここが違う~」
「なにが違う?」
「りんご」
「りんごがどんな風に違う?」
「こっちは2つで、こっちは3つ」
「そうだね!こっちの絵はりんごが2つしかなくて、こっちの絵は3つあるね」

“頭で理解すること”“言葉で伝えること”は違います。お子さんの年齢によって表現内容は変わってきますが、「どこが、どのように違うのか」をきちんと説明できるように、持っている語彙を駆使し文章を組み立てて、相手にうまく伝わるような表現ができるよう促していきましょう。

間違い探しの難易度によっては、パパやママの助けが必要になることもあるかもしれません。その場合、大人がヒントだけ与えて、子どもが見つけるのを待ちましょう。達成感を得るには、子ども自身の力で正解を見つけることが大切です。

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