5月4日はみどりの日。子どもと一緒に植物を育ててみよう

毎年5月4日はみどりの日。自然に親しみながらその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむことを目的としています。同じく本日は植物園の日でもあり、例年さまざまな植物園で植物に触れ合うイベントが開催されていました。
今年は植物園に行くのは難しそうですが、おうちでも楽しめるところが植物のいいところ。普段なかなかお花や観葉植物に触れられていない人も、この日だけは近所のお花屋さんやスーパーなどでお花や観葉植物を買ってみてはいかがでしょうか。今は育てるのが簡単な 小ぶりの観葉植物も沢山売られていますし、おうちにお花や緑を置くだけで、家がぱっと明るくなりますよ。
あるいは、わざわざ買いに行かなくとも、大根やニンジンの茎の部分や豆苗は、おうちでも簡単に成長させることができます。「あ、昨日よりも伸びてる!」「葉っぱが出てきた!」など、毎日の変化に小さい子どもも喜んでくれますよ♪
そして、ママが大切に植物を育てている姿や、愛情をかけられればかけられるほどスクスク成長する植物を見て、子どもの生き物に対する思いやりの心も育まれていきます。
植物を育てることと育児は似ています。声をかけたり優しくなでたりしながら育てた植物が、他の植物に比べて早く育つというのは有名な話ですよね。人間も植物も、健やかな成長には愛情が不可欠なのです。
もちろん愛情をかけているのに、思うように成長していないと感じることもありますよね。植物だったら肥料を与えてみたり、水の量を変えてみたりして様子を見るように、子どもにもいろいろなアプローチをするママがほとんどだと思います。
必ずしもそれがベストな対応でなくても構いません。というより、ベストな対応が何なのかは誰にも分からないのです。いま子どもに響かなくても、もしかしたら数か月後、数年後に理解してくれる可能性もあります。
ただ、新しいアプローチをするときにはしっかりと相手の反応を見てあげるようにしてください。これは植物も子どもも同じです。きちんと反応を見ることで、相手の求めるものが少しでも分かるようになるかもしれません。
子育てには正解がないので常にトライ&エラーの連続です。色々なやり方を試しながら、長い目で子どもを見てあげましょう。